人々の健康を守る仕事に従事している看護師だが、案外自分の健康に関して無頓着な人が多い。
日々の業務のパフォーマンスを上げるためには、まずは健康が第一だ。
ここでは、看護師の健康管理、体調管理についてまとめていく。
看護師は他人をケアする仕事柄、奉仕の精神が高い人が多い。
それはとても素晴らしいことだが、その一方で自分を犠牲にしたり、疎かにしてしまいがちな一面がある。
自分が元気でなければ、人を元気にすることはできない。
他人をケアするのと同様に、自分自身の健康や体調もとても重要だ。
セルフケアを怠らず、体調管理に積極的に取り組もう。
そのために、定期的な健康診断は必ず受けよう。
定期的な検診によって、体調の変化やリスク要因を早期に把握できる。
そして、生活の中で意識したいのがバランスの取れた食事だ。
食事の質に気を配り、大事な栄養を摂取すること、またこまめな水分補給も忘れずに行いたい。
さらに、充分な休息と睡眠も大事な部分だ。
長時間勤務や夜勤など、看護師には不規則な勤務がつきものだが、体調を保つためには休息は不可欠となる。
しっかりと睡眠環境を整え、睡眠の質を向上させる工夫をしてみよう。
どのような仕事にも、ストレスの要因はひそんでいる。
心と身体は繋がっており、過度なストレスは体調に悪影響を与えるものだ。
そうならないためには、ストレス管理の方法を学ぶことが大切だ。
リラクゼーション法、深呼吸など、適切なストレス管理法を探してみよう。
看護師の仕事は大変忙しく、プライベートと仕事のバランスを保つことが難しい傾向にある。
心身の健康を維持するためには、ワークライフバランスを調整することが欠かせない。
もし、忙しすぎて身動きができないようであれば、自分のために転職を考えるのも一つの手だ。